待ってくださっている方がいるかは定かでありませんが、
大変お待たせいたしました!
かねてより書く書くと言っていた、「ボケ」について語っていきます~。
ドール撮影でも、その他の撮影でも
「ボケ」はわりかし好まれている表現です。
なんとなく上手に撮れるようになった気がしますし、
雰囲気も柔らかくていいですよね~。
そんな「ボケ」について、何回かに分けて書いていきます。
基本の話から入るので「F値」をご存知の方には物足りないカモしれませんが
次回は実践的な話になりますので、更新まで気長にお付合いいただけたら嬉しいです。
そんなわけでして第8回は
写真の「ボケ」はどう決まる?
対象:デジイチなどの一眼、一部のコンデジ
です。
本題は右下read more...からどうぞ~。
カメラにおいて「ボケ」を決めているのは
「絞り値(あるいは「F値」)」と呼ばれているもの。
細かな説明は毎度のごとく省略します。
他サイトにて説明されているので気になる方は調べてみてくださいー。
( 「 絞り値 」で検索)
絞り値を調整できるのは「絞り優先モード」か「マニュアルモード」。
その他のモードではカメラが勝手に調整してくれます。
(カメラ・メーカーによって位置・表記は異なります)
カメラについて詳しくありませんっ
という方は「絞り優先モード」がオススメ。
その名の通り絞り値メインのモードです。
ちなみに「マニュアルモード」だと絞り値以外も弄るのでややこしいコトに・・・
絞り値は「F」で表しまして、
カメラのモニターだと(↓)こんな感じの表示(Nikon D5000の場合)
デジイチ本体の右上にあるダイヤルを左右にグリグリ回すと値が変わります。
上は「絞り値(F値)が小さい」(F3.5)
下は「絞り値(F値)が大きい」(F22)
「絞り値(F値)が小さい」(F3.5)と
やわらかくボケて、
反対に「絞り値(F値)が大きい」(F22)と
クッキリ・ハッキリ。
このボケ~クッキリ・ハッキリを
被写界深度が浅い・深いと言ったりするのですが・・・
話がややこしくなるので今回は省略します。
とりあえず、
ボケ<<< 絞り値(F値)<<< ハッキリ
と覚えちゃってください。
ココまでが「ボケ」を決める「絞り値(F値)」の基本的な話。
本当に基本だけなので、細かい話は他サイトさんを参照してくださいねっ。
ちなみにコンデジは(↓)こんな感じで表示(Nikon P300の場合)
「F」で表すのはカメラ全体での共通です。
(絞り値を調整できないコンデジもあります)
ところで・・・。
この2枚。
左(携帯では上)はデジイチ(F3.5)
右(携帯では下)はコンデジ(F3.5)
同じ絞り値(F値)です。何かの間違いではありません。
ボケ具合がまったく違いますが、これはレンズの差。
基本的にコンデジなど、小さいレンズのカメラはハッキリ写ります。
なので「ボケ」のある写真を撮りたいと思うなら一眼がオススメ。
また、同じ一眼でもどのレンズを着けるかで話は変わってきます。
今回は基本となる「標準レンズ」を着けているのでF3.5が最小ですが
もっと小さく、つまりもっとボカせるレンズもあります。
その辺りの話はそのうちに。機会があれば、で。
さて。
当ブログはあくまでも「ドール撮影」なので
もう少し実践的なことを・・・次の回で語っていきます。
ココで語ると更新のネタがなくなる!
じゃなくてっ、文章が長くなってしまうので。
ひとまず、ここらで今回のまとめ。
写真の「ボケ」はどう決まる?
>> カメラ用語で言う「絞り値(F値)」によって決まる
>> 調整は「絞り優先モード」本体右上のダイヤルで
>> ボケ<<< 絞り値(F値)<<< ハッキリ
次回はこの絞り値を意識しつつ「ボケ」を出す撮り方について書いていきます~。
え?値を低くすればいいんじゃないかって?
ソレだけではないコツがちゃんとあるんです!
当たり前のように「F値が低い・高い」と使いますので
お時間があればお手持ちのカメラをいじって、「あぁ、こういうことか」と感覚的に掴んでみてください。
ではでは。また近いうちにお会いしましょう!
長期放置から復活いたしました~
さっそく次の更新に向けて・・・
花粉と戦いながら作業中です!
(2013.03.17)
【第1回】デカ鼻・短足にとれてしまう・・・
【第2回】暗くてブレる!
【第3回】ISO感度は高ければいいってものじゃない?
【第4回】自宅で簡単撮影ブースの作り方
【第5回】撮影で顔が暗くなってしまうときの対処法
【第6回】フラッシュでも自然な感じに撮れるのか?
【第7回】便利なブースアイテム「チュール」