第2回の続きとなります。
前回、ISO感度を高くするとシャッター速度が速くなりブレにくい、
ただし写真の画質が低下することに注意。
と書きましたが、今回はその説明です。
テーマは
ISO感度と画質について
対象:デジイチ・コンデジ(携帯カメラでも可)
前フリはなしにして、さっそく右下からどうぞ!
説明するよりも見たほうが早いので、まず画像を。
極端な例ですが左がISO200、右がISO3200です。
(携帯では上がISO200、下がISO3200)
ぱっと見た感じあまり差はありません。
せいぜい右のほうが色味に欠けるぐらいかな?
では目の辺りを拡大。
右(携帯では下)の画像はノイズ混じりでザラついた感じ。
下睫の書き込みやシャドウのグラデーションも潰れてしまっています。
ここまで拡大することはそうありませんが、
ドールにとって細かい部分を綺麗に写せないのは死活問題!
言ってしまえば、
高ISO感度=画質より速さ
低ISO感度=速さより画質
でして、感度を高くすれば確かにブレずに済むのですが、
やたらめったらに上げれば良いというわけでもないのです。
さてね。
ココまで脅かしのように画質の低下について書いてきましたが、
高ISO感度と低ISO感度は使い分ければ頼もしい機能です。
さっきの写真ですが左がISO200、右がISO3200です。
(携帯では上がISO200、下がISO3200)
拡大するとあれだけ違いましたが、このサイズで見ればやっぱり大差ありません。
PCの画面一杯のサイズ見ても、多少ザラついた感じがする程度。
カメラの性能によって劣化具合が変わるので一概には言えませんが、
特大ポスターや写真印刷でもしない限りは、
ISO感度をある程度高くしておいたほうが、ブレにくくて都合が良いのです。
どの程度のノイズが混じっても許容できるかは人それぞれなので、
そこはご自身のカメラで模索してくださいね。
はい。そういう訳でまとめ!
ISO感度と画質について
>>>高ければ高いほど画質は悪くなる
>>>ノイズが気にならない程度に設定すればOK
さーて。ブログ開設記念で3つをまとめて投稿しました。
ここまでの内容がどなたかの役に立てば嬉しいです。
次回は・・・、ここまでカメラの話が中心だったので、
「自宅で簡単撮影ブースの作り方」でも書こうかと思います。
長期放置から復活いたしました~
さっそく次の更新に向けて・・・
花粉と戦いながら作業中です!
(2013.03.17)
【第1回】デカ鼻・短足にとれてしまう・・・
【第2回】暗くてブレる!
【第3回】ISO感度は高ければいいってものじゃない?
【第4回】自宅で簡単撮影ブースの作り方
【第5回】撮影で顔が暗くなってしまうときの対処法
【第6回】フラッシュでも自然な感じに撮れるのか?
【第7回】便利なブースアイテム「チュール」